俺は風呂で漫画を読んでいる。
余り長く入っているとのぼせるし、面白い漫画は時間があったという間に集中して読んでしまう。
普通の状態で読んでいないからこそ、面白い漫画とつまらない漫画というのがすぐにわかってしまう。
つまらない漫画は全然頭に入ってこないしページも進まない。
1巻読むのに時間がかかりすぎて何週間もその本を風呂で読んでいる。
ガンスリンガーガール
アニメも映画も漫画もそうだけど、とりあえずおすすめランキングを検索してその中から作品を選んでいる。この作品は泣ける漫画ランキングで上位だったから期待して読んでみた。
簡単に言えば銃撃社会×女の子という内容。女の子は普通ではなく義体というものに変えられてしまっている。
この辺も死んでからなのか、生きているうちからなのか内容が頭に入ってこなくてよくわからない。
そして何人かの義体の子が死に生き残った子の未来を少し書いて作品は終わる。
漫画が下手だから
なぜつまらないのだろう。
正直俺がおもうに絵が下手だからというのが要因の1つであるとおもう。
なんていうか漫画というのはキャラの動きやコマの使い方であっと思わせるのがいいところだと思っている。
この漫画は絵自体は綺麗なイラストという感じ。単体で見れば悪くはないけど、漫画として見ると挙動が甘いし、これならイラスト屋のイラストでいいんじゃないかと思うほど。
こういう絵と銃撃社会というシリアスな内容の化学反応を狙ったのかもしれないが、なにかかみ合っていない様子。
ストーリー自体は悪くなさそうだったから、文字だけの小説だったら俺は好きだったかもしれない。
文字を読んでいて絵を見るとなんか絵に躍動感がないというかその止め絵を見せられているだけというか、あまりこんな風なことを漫画に思ったことはないのだが。
ランキング上位にいることが多いから、そのギャップに驚いてしまっている。
女の子ごとのエピソードが薄い
女の子のエピソードとして印象深いものを1つ言えと言われたら俺はクラナドのふうこを思う。
起承転結から読者の感情移入のさせからからして見事で涙が出てしまう。
この作品も女の子に焦点をあてて、その過去と現在を見比べて感動ちっくなものはあるが、薄い。
なぜ薄いかって?俺が読んでそのエピソードを覚えていないからだ。なんというか内容が定型文ぽいんだよなあ。書いてあることは確かに確かに。という感じだがグサッと胸に来るものがなかったので印象にない。
これも小説として物語としてだったらもっと細かくかけたし、感動できたかもしれないが、漫画として作ったためにどういうセリフをどういった絵に乗せていくかという所がうまくいっていないからだとも考える。
動きのないつまらない絵に読んでいる側がすぐに理解できないような文字が羅列されている。
こうなっては脳が解読作業、確認作業に入ってしまうため心が動くまで届かないのだ。
なんか組織だか登場人物が覚えにくい
ネーミングセンスとでもいうのだろうか。
とにかく出てくるキャラの名前がいまいち定着しないし、絵も似たりよったりのキャラばかりだから覚えられない。
名前は忘れたが美人の上司が急に姿を消してその上司との昔話からその上司へ会いに行く話はすっと読めたし調子がよかった。
ただそれ以外のエピソードはよくわからん。
アニメはおもしろいとの意見も
こうなればアニメを見るしかないのかもしれない。
漫画というコンテンツが駄目でもアニメがうまく作られていて内容や話のスポットの当て方、演出がうまければ化けるかもしれない。
このガンスリンガーガール、漫画として何がそんなに評価が高いのか、誰か教えてくれ。
ひまわりっ 〜健一レジェンド〜
この作品を読んだきっかけはかくかくしかじかだ。
かくかくしかじかには感動した。
すぐに全巻よめてしまったし続きが気になって仕方なかった。
そんな作者の作品ならと呼んだこの作品。
作られた順番としてひまわりのほうが古いらしいが、なんともつまらん。
ギャグの切れ味は弱いし、弱いのにそこを結構ひっぱられて置き去りにされている感じ。
かくかくしかじかでは笑どころは多かったし、少し我慢して巻を進めてみたけれどとくに変わることなくだらだらやられている感じ。
本人は実体験だから書きながら思い出し笑いでもしてるのかもしれないけど響かなかった。
かくかくしかじかとの違いはなんだったんだろうと思う。
ある期間けっこう漫画を読んでみたけれどどれも割かし面白かった。
でもこの2つは読むのが苦痛だった。
ガンスリンガーガールは後半ガンガンページをめくってたし、ひまわりは途中で断念した。
俺のこれまでの映画などの感想に共感を持ってくれた人はぜひ物は試しでこの2作品を読んでもらいたい。