虫歯治療が終わったはずの歯が痛い。原因や対処法はあるのか。

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虫歯治療が終わったはずの歯が痛い。原因や対処法はあるのか。

もう2ヶ月経つ。

コロナ禍になるまで東京に住んでいたときにいきつけの歯医者があった。

 

そこで合計3本くらいの虫歯治療をしてもらい、その後は半年に1回は定期健診に

来てくれればいいとのことだったので1度通った。

 

思いのほか虫歯が多かったことに驚きビビっていた僕はしっかりと歯をみがくようになった。

そのおかげで特に虫歯は見つからなかった。

 

そしてコロナ禍になり、僕は住み場所を変えいきつけの歯医者とさよならした。

 

 

新しい歯医者で虫歯が大量に見つかる

引っ越してから歯の定期健診のことをおもった。

もうそろそろ半年になるだろうか。

 

住んでいる場所は栄えている場所ではない。

うちの近くに歯医者はあるが、周辺の住民だけを相手にしているような歯医者だが

僕はそういう医者にいくのが好きではない。

 

なぜなら天狗になりやすいと思っているからだ。

常連客だけで回っているところと、駅前にあるところとではレビューの数もちがうし

批判を受ける数も少ないだろうから改善をする機会もあまりないだろうと勝手に思っている。

 

ということで、うちの最寄り駅から数駅離れたやや栄えた町の歯医者で

ネットの評判をみて一番良さそうなところに決めたわけだ。

 

 予想外の虫歯の数にビビりながらも治療開始

言い忘れていたけど、定期健診という名目でいったが

左上の奥歯の中心がすこし黒くなっていたので、これは虫歯ではないかチェックしてほしかったということもある。

 

まずはカウンセリングとレントゲンを行った。

どうせ虫歯なのはその黒ずんでいる奥歯だけだろうとおもっていたが

レントゲンを撮り終わったあとのカウンセリングで7本虫歯があることを知らされた。

 

おかしいと思った。引っ越す前の歯医者で検診してもらったときには虫歯はもうないといわれたからだ。

 

ヤブだったのか?確かにそこの歯医者ではレントゲンを撮ったことは1度もなかったが、

今回説明された虫歯は多くは歯と歯の間、かつ外からは見えないところにあるようだった。

 

全部で何回くらい通うのか聞いてみると、全部で10~15回ほどと説明された。

 

その次の週には黒ずんでいた奥歯の治療をしてもらった。

30代後半とみれる男性の歯科医だった。

 

以降すべての治療が終わるまで虫歯治療は1通院につき1回だったが

なぜか奥歯とその手前の歯2本をやられた。

 

麻酔をしてもらったが、麻酔がききにくい体質だったらしく削るときに

神経の痛みがひどかったのを覚えている。

 

さらに次の週から終わるまでの治療はすこしふくよかだが

愛嬌のいい中年女性の医師にかわった。

 

僕が椅子に横たわっているのに助手の歯科衛生士とたのしそうにしているのは

他の人から見れば不快に感じられたかもしれないが、なんだかリラックスできて心地よかった。

 

最初の男性医師に比べて治療の痛みもなかったし(麻酔をしっかりきかせてくれた)

コミュニケーションも取れていた。腕もこの人のほうがよかったんじゃないだろうか?

 

ということで問題は起こることもなく残すところの通院はあと3回ほどになっていた。

 

 

食事中に起きた突然の激痛

最初に奥歯の治療をしてもらってからすでに約1カ月がたとうとしていた。

自宅でいつもとおりに夕飯をたべているときに異変は起きた。

 

そのときのメニューは正確には覚えていなかったのだが固いものではなかったと記憶している。

 

奥歯でかみしめた瞬間に激痛が走った。

一瞬訳が分からず、治療した奥歯の詰め物がとれて神経がむき出しに

なっているのではないかと錯覚するくらいの痛みだった。

 

手鏡を口の中に入れて奥歯を確認するも特に変わった様子はなかった。

 

その後、風呂に入っているときもズキズキした痛みは続いていた。

 

これがただ事じゃないことを確信したのはそのあとに常温の水を飲んだときだった。

冷たいものや熱いものを口にしたときに痛みがでるならまだわかるが、

常温の水をのんで激痛を感じたからだ。

 

つぎの通院の際に医者に話してみようと決心した。

 

 

原因と対処法

それから数日たって、何もしていないときのジンジンする痛みは弱くなっていた。

さらにわかったことといえば爪で奥歯の中央を押したときに強い痛みを感じるようになっていたことだ。

 

1連の話を医者に話してみるとまずは知覚過敏の検査がはじまった。

歯と歯の間にしきりをいれて、歯1本ずつに水を勢いよく吹き付けてるようだ(見えないので感覚だが)

 

奥歯は常に弱くジンジンしているような状況だったので、確実ではないがその水で

歯が染みている感覚はなかった。

 

次に女性医師は最初に治療した男性医師の治療後の写真を確認してこう伝えた。

 

綺麗に詰め物もされていますし、虫歯もそこまで深いわけではなかったので神経に響くといったものではなさそうですね

 

え?じゃあ原因はなに?

 

いくつか質問と回答を繰り返し結果的にだされた答えは

 

原因はわからない。治療は問題なくできているし、知覚過敏の様子もなし。ただ一つ思うのはあなたの歯はいくつかすり減ってかけてしまっている。それも何本か。これは噛む力が強いことを証明していて、気が付かない間や寝ているときに歯ぎしりを行っている可能性がある。もしかしたら歯の根元のほうにヒビが入っているか折れているのかもしれない。

 

 ということだった。

 

そしてもしその治療があるとするなら、それは歯を抜いてしまうこと以外にはないということらしい。

 

現状を考えるとたまに痛みがでてしまうとのことだが、抜歯をするほどかというとそれはおすすめできないという判断だった。そこはぼくも賛同した。

 

そしてその後の通院は問題なく進みすべての治療を終え現在この記事を書いている。

 

 

すべてを聞いたうえで僕が直観でおもうこと

結果、奥歯は歯医者からみて問題があるとすれば歯の根元にヒビが入っているということだった。

 

しかし僕はそうは思えなかった。

なぜなら奥歯の中央に爪を立て少し押しただけで痛みがあるからだ。

根本にヒビがあるなら感覚的にはもっとつよく衝撃を与えて初めて痛みが出ると考える。

 

ではなにが原因かというと最初に行われた治療だ。

奥歯は最初中央が黒ずんでいてはたから見ても虫歯だということがわかった。

 

しかし現在かかえているような少しの刺激で痛むといったことは全くなかったのだ。

つまりその治療がおわったあとから痛むようになったということである。

 

1度歯医者に治療した歯の詰め物をとって確認することはできるか聞いたが

それをしてまた詰め物をするときにはいまよりもさらに削らないといけないらしく

ノーリスクというわけにはいかず積極的な感じではなかった。

 

僕自身もこれ以上削りたくはない。

 

 虫歯治療が終わったはずの歯が痛い。原因は対処法はあるのか。

 

その答えはないだ。

 

どうしても耐えられないほど痛くなったらもう抜くしかないのだ。

 

レビューや評判を考えて選んでもなお、このような不幸は起きる。

もはや運としかいいようがない。

 

歯医者に行くときはこういったことがあるということを是非おぼえておいてほしい。