もうだんだんと積みアニメも少なくなってきたな。
だいたい見るアニメがなくなるとGoogleでランキングを検索して上位の方から眺め、見てないものがあればチェックする感じだ。
前回はばらかもんを見たので次は冴えない彼女の育てかたが控えていた。
調べてみるとわりと最近のアニメだったんだなと驚いた。映画なんてちょっと前じゃないか。
何故かはわからないけど男が1人で可愛い女の子が複数いるアニメって軽い印象なんだよな。
ギャルゲーだか何系というのか忘れてしまったけど。
最近いちご100%の漫画をリアルタイムぶりに読み返したけど、やっぱり面白かった。ということが今まで結構あったはずなのに何故かそういうジャンルは軽く、そこまで面白くない印象を未だに憶える不思議。
冴えない彼女の育てかたの1期の最初の方の印象はオタクがゲームをつくる話で、ふーんといっとところ。
主役にする女の子(めぐみ)は無難そうで花がないし、キャラが濃い詩羽先輩と英梨々と倫也がわちゃわちゃしてギャグっぽい感じのアニメだと予想してた。
でも2期まで入って気がついたら、俺の好きな人の心の恋愛の深い感じとか、リアルな人間の思惑がでてたりとか、ほんとに気がついたらシフトしていっててびっくりした。
それが顕著に現れてたのが映画だったな。
トータルの感想でいうとアニメ版の4倍くらいは力が入ってるように感じたし、見せ場もあったし、ジーンとくるようなところもたくさんあったよ。
やっぱりアニメを映画にするっていうのはこういうことだよね。
名探偵コナンの最近の映画をだしにするけど。
タイトルがモロにそうなんだけど、作中でともや達がつくっているのがまさに自分たちのことで、後半になるとともやのまじな想いそのものがゲームになってるというのがいい。
詩羽先輩はほんとに大人の対応だった。描かれてはないだろうけど、家に帰ってベッドに一人の時には泣いてたりしてたんだろうなと思ってしまったり。
英梨々は感情モロだしで素直でよかった。自分の夢か好きな男かという選択はきつかったと思う。といっても自分の夢も好きな男との約束なのだから実際は同じに近いというかなんというか。
セリフ面でいえばめぐみの『しーらないよ』のイントネーションがツボ。
感情を出してない時も出した時も可愛かったし、声優さんが素晴らしいとしかいえない。
映画でエンドロールになったとき、あー面白かった。こんなに期待してなかったし見て本当に良かった。完成度高かった。と思った矢先
続きが流れた。
それはまさにゲームのバッドエンドだ。
綺麗に終わったから他のovaとかの動画に切り替わってしまったかと思ったけど違った。
そういうバッドエンドの内容を詩羽先輩が作ったという話だった。
なんかゲームの中のキャラがゲームを作ってその中のキャラがまたゲームを作って。みたいなマトリョシカ。
実際は本当にハッピーエンド。
久しぶりにみんなが揃うのをみれてうれしかっ。けっこう色んなアニメみてて、みんなの先の話がみたいけどない。ということがあるけどそれがまさかエンドロール後にあるのはびっくり嬉しい。
エンドロールおわったときにウインドウをとじようとしたくらいには終わり方がほんとうに綺麗だったんだよ。終わらないでという名残惜しさとともに。
俺は恋愛コンプレックスというやつなんだろうな。なにかを捨てるほど、なにかをかけるほど人を好きなったことはないし、何年も付き合ったこともない。
恋愛ごっこみたいのしかしたことがない。
だからこそ、こういう作品をみると幸せなような切ないような気持ちになる。
もう二度と戻れなそうな事のトップ3には入るだろうしさ。
あとの感想はといえば、このともや達がつくった冴えない彼女の育てかたのゲームをやってみたいとおもったよ。
男がキュンキュンするようなゲームってやつをな。
とおもって、【冴えない彼女の育てかた ゲーム】で検索してみたらゲームでてました。
内容がそういう趣旨のものかはわからないけど。
最近ラノベとかなろうからきてるアニメが多いよね。転生ものとか。
無職転生をまえにみたけど、おもしろいはおもしろいけど、この冴えない彼女の育てかたの映画を含めたものよりやっぱり軽い。恋愛が絡むかどうかによるかもしれないが。
SAOはだいすき。
だからなんとなく軽いんだろうなーとおもってみたら気がついたら落とし穴にハマってたみたいなギャップがあった冴えない彼女の育てかた。
あれだ、とらドラを観終わったあとの感覚にちょっと近い。
言いたいことは言ったからもう終わるけど、可愛い女の子が出るアニメに、、、、、、、あ、いま思い出した。ハーレム物だ。こういうの。
そう、ハーレム物に抵抗がある人でも是非みてもらいたい作品でした。
CLANNADの絵が嫌いで見ないとかいう人のように。(文字を打つ指が止まらないので強制終了)