湿疹診断と真菌薬

以前、股間と腰と足の甲に強い痒みを覚えたから皮膚科に行ったら『いんきんたむし』だと検査なしで判断されて、真菌薬を処方された。

 

薬を塗ってもよくなる気配がなかったから、別の皮膚科で検査をしてもらおうとするも、真菌薬を塗ってしまったために正しく検査できないといわれてしまった。

 

結果、その皮膚科ではステロイドを処方されみるみる症状がよくなり完治した。

 

 

かゆみが治ったけれども、結局なんだったのかという疑問は残り続けた。

 

しかし先日股間に再びかゆみが発生した。

 

寒い冬、寝る時に暖房をつけたり毛布に布団にと暖かくしていたせいで朝起きた時には股間が蒸れていたのが原因か、日中もかゆくなってしまった。前回と同様とおもわれる。

 

今回は真菌薬をぬっていないので、ちゃんと検査が出来ると思い、検査したい旨を予約時に伝えて新たな皮膚科に向かった。

 

ピンセットで皮膚を軽く毟ってもらうのだが、今回の陰嚢は象の皮膚のようにもなっていないし、皮膚がペリペリしているわけでもなかったので先生も少し困惑していた。

 

どうにかがんばって皮膚を取ってもらい、顕微鏡で確認してもらうといんきんたむしではないとのことだった。

 

やっぱり最初にいった皮膚科はヤブだった。

なんせ、いんきんたむしの誤診をしたあげく美容皮膚科も兼ねていたからか、股間周りの脱毛を強く勧められたしね。

 

何はともあれ、診断は陰のう湿疹。またステロイドを処方され現在は落ち着いている。

 

いんきんたむしか陰のう湿疹かまずはこの分かれ道をしっかり理解しないといけない。

 

股間周辺がかゆくなってしまったら、検査を最初にするのをおすすめする。