国民健康保険が大幅減額できた話【14万円から4万円】

f:id:konoyarouu1:20201227182744p:plain

国民健康保険が大幅減額できた話【14万円から4万円】

 今年の初めに会社を退職したわけだが会社を辞めると保険証を返さなくてはいけなくなる。

いままで途切れることなく会社勤めをしてきた人は経験ないだろうが会社の保険を外れると

何も保険に入っていないことになる。

 

するとどうなるかというと病院にかかったときに10割負担をしなくてはいけないのだ。

たとえば病院にかかって3000円かかったとする。

これは保険証を出したことによって3割負担となるので10割負担をしたときの費用は

10000円となる。

 

保険証のもつ効果をわかっていただけただろうか。

 

というかそもそも保険に入ることは義務なので保険に入っていない状態ということがそもそもありえない話なのである。

 

そして今回年14万円かかるところ、なんと4万円に保険料を抑えることに成功した。

これは知っているだけで今後適用できる話なので心にとめておいてほしい。

 

なぜ大幅な減額ができたのか

f:id:konoyarouu1:20201227201303p:plain

あなたが住んでいる地域によって異なるが

ある条件を満たす場合のみ国民健康保険の減額が用意されているからだ。

 

市などが用意している制度というのは向こうからいちいちお知らせしてくれるなんてことはない。

こちらが知っていれば申請をして通れば適用されるものなのだ。

 

今回の減額の話、私も知らなければ14万そのまま支払っていただろう。

しかし調べることによって4万まで抑えることができた。

 

実際に国民健康保険料を安くできたという事実よりは

知識を自分から取りに行き、それを利用することで得をしていくことが大事だということが

伝えたい本質かもしれない。

 

では話を戻し今回どのような条件をクリアして減額に成功できたか説明しよう。

 

3つの条件とは

 

f:id:konoyarouu1:20201227202308j:plain

どこのものとはプライバシーの点で言えないがこれは市役所で私がもらった国民健康保険の冊子である。

ここには減額を受けるための条件、対象となる保険料、内容、手続きに必要なものが書かれてある。

それではその条件について掘り下げよう。

 

 

1、離職理由のコード

まず離職理由のコードが指定のものである必要がある。

私は会社を辞めるときに会社都合ではなく自己都合での退職(よくある退職)

であったためにこの条件ではじかれてしまうのではないかと予想していたのだが

 

病院で診断書をもらい休職をしたまま退職に至ったのである。

 

konoyarouu1.hatenablog.com

 

これは私の耳に急変が起きた際のことについてかいた記事である。

このことが原因で仕事をすることが困難になり休職することになった。

 

ハローワークで失業保険をもらう際に雇用保険受給資格者証をもらうがそこに離職理由のコードという欄がある。そこに記載されている数字が条件に載っていればクリアである。

 

まるで宝くじの当選番号を見る気持ちと似ている。

 

ちなみに会社を辞めるときに覚えておいた方がいいことについては以下の記事にしてあるので参考にしてほしい。

 

konoyarouu1.hatenablog.com

 

2、所定給付日数が90日以上

つづいて給付日数が90日以上というところだが、これも雇用保険受給資格者証をみれば書いてある。この90日というのは最低日数である。長く働いていた人では120日と記載されている場合もあるのでよく見てほしい。

 

失業保険をもらっている人はこの日数分もらえるということなのでこの数字には敏感になっているだろう。

ちなみに私も職業訓練に通い、失業保険を延長した身ではあるが卒後間際にしたミスによって損をしてしまっている。

 

今後職業訓練に通う予定があるという人はぜひその記事を見てほしい。

 

konoyarouu1.hatenablog.com

3、65歳未満

まあこれは大丈夫だろう。

 

知っていると知らないとでは10万円の差

この情報を知らずにいたら満額支払っていたことになるが

知れたために10万円の支出を阻止することができた。

 

誰にでも当てはまるものではないが私のように

 

・会社を診断書をもらい休職をした上で退職をした人

 

は一定数いるだろうし、条件に当てはまる可能性も高い。

 

冒頭に話したがこのように待っているだけでは損をしてしまうことが多々ある世の中である。

関係ないや、と耳をふさがずに知識を得ることに貪欲になってほしいし、私もそう思えた一件であった。