【視聴記録】ディープ・インパクト【映画】

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地球に隕石が落ちるというお話。

とくに変化球があったわけではなく、ストーリーは先読みしやすいものだった。

 

 

 

あらすじ

ホワイトハウスの女性スキャンダルを追っていたテレビ局のジェニーは、「エリー」という名に行き当たる。だがそれは女性の名ではなく、「Extinction Level Event(種の絶滅を引き起こす事象)」の略だった。大統領は、1年後に未知の彗星が地球に衝突する可能性があることを公表。これを阻止すべく彗星を核爆発させて軌道修正するプロジェクトが実行されたが、結果は失敗。衝突が刻一刻と迫る中、ついに大統領は地下に選ばれた100万人だけを移住させる計画を発表するのだった......。

 

とにかく映像がリアルで迫力がある

いきなり最後のシーンの話になるけど、小さい方の彗星が地球におちて

大きな津波が襲ってくるシーンの迫力がすごかった。

 

地球に隕石が落ちる。ということは実際に起こらなそうでもあるし、起こりうる可能性も

十分にあると僕は感じている。決して夢物語ではない。

 

としたときに数十メートルの高さの津波が都市を破壊するシーンはとてもリアルだった。

もし自分があの場にいたとするとどんな気持ちになるんだろうか。何をするだろうか。

 

1つ思ったのは、地下施設に入れればもちろんその選択をするんだろうけど

入れなかった場合。

 

今自分がいる場所から、一番高い山を調べて全力で頂上を目指す。

すこしでも津波から逃れるためだ。

 

ジェニー・ラーナーがヘリコプターの自分の席を譲るシーンがあったがとても高いビルだった。

 

近くに高い山もなく、どうしようもない状況であったならば

あのような高いビルの屋上から空の色が変わり、世界が破壊されていく様を

酒でも飲みながら観察して終わるのも悪くないと思った。

 

 

宇宙船で大きな彗星を破壊する

小さな彗星が地球にあたってもそれほど致命的というわけではない。

大きな彗星があたれば地球は終わる。

 

それを防ぐために宇宙に残れたメンバーが命をかけて突っ込むシーンはなかなかだった。

このまま地球に帰ったとしても、大切な人はおらず生きていくことが精一杯だ。

 

それならば多くの人間を救うために犠牲になるもの悪くはないと考えさせれたシーンだった。

歴史に名が残るという点もいいけれど、これまでの人生なにか他人のために役にたてたことが

あっただろうか。

 

自分のためだけに生きてきたのではないだろうか。

 

どのみちあと少しで命が終わろうとしているとき

多くの人のために命を役立てることが出来るのならそうしてもいいと、

 

そういう似た状況にもしこれから遭遇した場合に思い返せるシーンだった。

 

 

最初から最後まで惹きつけられる内容

この作品は冒頭のシーンから地球に接近する彗星を見つけるという

ワクワクが大きく、これからどうなるどうなると最後まで楽しめた。

 

大きく予想を裏切る展開はなかったが、エンターテインメントとしてはよく

ある意味ではリアルな内容だった。

 

息をとめつづけるようで、爽快な映画が見たい人にはおすすめだ。